Sporadic, But Never Quit

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USGKZ インタビュー03

大阪編 Floppy ass ~ 長谷川マッチョ

 USGKZ「高校卒業して専門学校に入るために大阪に出てきて、尾道スペクターをやりつつ、専門学校1年の時にバンドを結成するんよ。」


▶それがLARGE400(以下ラージ)ですか?


USGKZ「じゃなくて、Floppy assっていうバンドで、Stikkyの曲名からとって決めたバンド名なんだよね。高3の時に、Droopが表紙のIndies Magazineがあって、それにIdolPunchとOACとHashdumが入っとったんよ。Floppy assはこの3バンドに影響を受けて、そういうことをやりたかったんよ。あの時、OACのカセットテープを酒井さんの実家に電話かけて通販したな。」


▶Floppy assではパートは?


USGKZ「ここでついにギターになるんよ。広島時代はずっとベースやったから、ついに(笑)。」


▶この時はギターが空いていたんですか?


USGKZ「そうそうベースがおって、ドラムがおってって感じで。このバンドでベアーズとかでてたんよ。でもそのバンドも1年くらいで辞めたんかな。理由忘れたけど。それで専門学校の2年生になってラージが結成されるんよ。」


▶そういえばラージの前身バンドが殺害塩化ビニールのオムニバスに収録されているとのことですが、どういった経緯で参加されたんですか?


USGKZ「専門2年の時に、ラージのボーカルのUchiが見つけた、殺害塩化ビニールの募集形式のオムニバス「殺害サドンデス」に応募してみようぜっ、て話になって専門学校でメンバー募って。その殺害サドンデスに収録されるのを狙うためだけのバンドやったから、レコーディング1回しかしたことない、ライブもしたことない。長谷川マッチョっていうバンド名で。」


▶長谷川マッチョ?!


USGKZ「そうそう、サザエさんの作者の長谷川町子が死んだ日にレコーディングしたから。確かそんな理由で。」


▶殺害塩化ビニール風な名前ですね(笑)。


USGKZ「そやろ。」


▶音はラージのような感じですか?


USGKZ「いや音楽系専門学校だからやたらギターが上手い奴いっぱいおって、ギター2人呼んで好きなようにずーっと速弾きしてくれ、って言って、延々とまったく違う速弾きがLとRで流れる中、Uchiが叫んで、俺が叩けないドラムを叩くっていう感じやったな。」


▶それを送ったら採用されたんですか?
USGKZ「採用されてしまって、それが人生初CDやな。」